設置と目的
本研究会は、次世代の社会をになう若者たちの門出を祝い励まし成人としての自覚をうながすことなどをねらいとして全国的に開催されている成人式の現状を憂えて、その改善・改革を図ることをめざした学者、実務家たちによって、平成13年2月15日に設立されました。
その目的は、「わが国の良き伝統に基づく成人式の現状に鑑み、成人式について所要の調査研究を行い問題点を明らかにし、その対応策を検討し、次世代を担う新成人をはじめすべての関係者が歓迎する』開催趣旨にかなった望ましい新しい成人式のあり方の創出実現を図り、成人式のあり方の改善・改革を通して青少年の健全な育成、地域社会の活性化、関連産業及び文化の振興など社会の適正な発展に寄与すること。」にあります。
事業内容
本研究会は、上記の目的達成のため、次のような事業を行うこととしています。
(1) 全国における成人式の開催状況、実態、問題点、新しいあり方の情報収集・提供
(2) 成人式の問題点の要因分析、対応策の検討その他の調査研究
(3) 成人式の新しいあり方に関する方向性の提示、提言
(4) 優れた成人式事例の顕彰、セミナー、シンポジウムの開催、啓発、普及
(5) 前各号に掲げるもののほか目的達成に必要な事項
会員構成
本研究会の目的に賛同しその調査研究等の活動に参加し、またその調査研究等の活動を支援しようとする個人及び企業、団体等の法人をもって構成されています。
地方自治体については、特別会員制度が設けられ、調査研究活動に参加協力し情報を活用してその成人式の改善・改革に役立てて頂けるかたちになっています。
活動状況
全国の成人式の開催実態と問題点の調査・分析、優れた成人式の創造と普及の促進を狙いとした成人式大賞制度の運営、新しい成人式のあり方の研究高度化を目指す検討フォーラムの開催などを文部科学省の後援を得て毎年実施するとともに、成人式に関する全国的情報センターとして各地の自治体や実行委員会の方々などのご要請にこたえて調査研究成果にもとづく情報やアドバイスの提供などを行いながら今日に至っています。